すぐに動かせるJavaScript入門

continue文

continue文はbreak文とよく似ており、break文がその文を終了させるのに対し、continue文は次のループの繰り返しから処理を再会します。そのため、ループ(while,do/while,for,for/in)の文中でしか使用できません。各ループごとに処理は異なります。

whileループの場合、ループの先頭にあるexpression式が再テストされ、その結果がtrueであればループ本体を初めから実行します。

do/whileループの場合は途中を飛ばしてループの最後にいき、ループ条件がテストされ、その結果がtrueであればループの先頭から処理が再会されます。

forループの場合はループ変数を更新するincrement式を評価してからtest式を再テストし、次の繰り返し処理に進むかどうかが判定されます。

for/inループの場合は指定された変数に代入された次のプロパティ名から処理が再会されます。プロパティについてはオブジェクトの項を参照ください

出力:
エラー:

forループではincrementが実行されて条件がテストされるのに対し、whileループでは条件の再テストだけが行われるという違いがあります。

since 2013