すぐに動かせるJavaScript入門

JavaScriptの概要

JavaScriptとは、ブレンダン・アイク(Brendan Eich)氏によって開発されたプロトタイプベースのオブジェクト指向プログラミング言語です。webブラウザ上での利用に適したスクリプト言語となっていて、中核的な仕様はECMAScriptとして標準化されており、様々なブラウザから利用することができます。

ホームページを記述するHTML上にJavaScriptを埋め込むことでwebページに様々な機能を追加することができます。サーバではなくクライアント側(ブラウザ側)で動作するため、サーバに負荷をかけることなくスクリプトが実効できます。スクリプト言語となっているため、事前にコンパイルする必要がありません。

JavaScriptとjava

名前が似ていますが、JavaScriptとJavaは異なるプログラミング言語です。JavaScriptは主にwebブラウザで動作するプログラミング言語ですが、Javaは汎用のプログラミング言語です。Javaは様々な環境でも同じコードで動作する点に特徴があります。JavaScriptはインタプリタですがjavaにはコンパイラも付属しています。

ECMAScript

ECMAScriptは様々なJavaScript実装を標準化したものです。JavaScriptの最も信頼できる仕様書がこれに当たります。ほとんどのwebブラウザで採用されているのはECMA-262というもので2013年6月現在ECMA-262の第5版まで出ているのですが、多くのwebブラウザの実装はECMA-262の第3版に当たります。wikipediaに詳しい表があります。本サイトではECMAScriptの第3版を基本として文法を記述しています。

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