すぐに動かせるJavaScript入門

文字コード

JavaScriptのプログラムはUnicode文字コードを使って記述します。そのため、1文字が1バイトではありません。ECMAScriptの第3版以降では後で出てくる変数の名前などにもUnicode文字列を使うことができます。

大文字と小文字

JavaScriptは大文字と小文字を区別します。キーワード、変数、関数の名前、識別子で大文字と小文字は厳密に区別されます。

空白とスペース

JavaScriptはプログラムのトークンを区切る空白文字、タブ文字、改行コードを無視します。これらの文字は自由に追加することができるので、プログラムを見やすく整形しておくと良いです

JavaScriptの文は通常セミコロン(;)で区切ります。ただし、この規則には例外があって、2つの文が別の行にある場合にはセミコロンを省略できるという規則があります。以下の文の詳細については変数の項を参照してください

セミコロンで文を区切る

a = 5; b = 3;

セミコロンが省略できるケース

a = 5 b = 3

この規則があるものの、セミコロンは省略しないほうが良いスタイルと言われています。例えば次のようなケースでは気づきにくいバグの元になります。returnの詳細についてはユーザ定義関数の項を参照してください

暗黙にセミコロンが挿入される

return true;

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